PC is still curious tool even now

親戚のお宅にお邪魔してPCのサポート.5時間くらい費やして,PCの設定を行う.ネットワークに繋がらなかったのは,規定の設定がモデムになり,LANポートへの接続にいこうとしないこと.プリンタもあっさり繋がってしまった.SSLが接続できないという謎の症状が現れたが,ネット上の情報を手がかりに何とか設定できた.
おそらく,うまくいかないうちに設定をいろいろ変更してしまったのだろう.例えばUSB機器は設定が楽に見えて,違うポートに刺すと,またドライバのインストールを始めようとしてしまう.それまで無事に使えていたのに,そういう画面が出てきてしまうと,初心者はおそれを抱いて,設定をいろいろ変更しようとしてしまう.なんとかならないものか.
NECの付属ソフトの融通の利かないこと.うざったい画面上の広告.自分でバックアップCDを作らなければならないという不親切さ,さわっているうちに本当にこれが初心者向けとして発売されているコンピューターなのか?
大学にいていると気づかないのだが,やはりPCを使える人たちの方が私はどうかしていると思う.こんな使いにくい道具など,一体誰がまともに使えるのだろうか.身の回りにある我々の道具と比べてみるといい.もっと根本的な発想の転換が必要だと思う.
だけど,設定ができるたびに親戚の方達に「すごい」といってもらえたのは,なんだか嬉しかった.こういうニーズを残すためにわざわざ難しくしているのか?と思ってしまうのはすこしひねくれすぎているか.