DEWS2006

冷たい雨が降る小松空港を飛び立ち,那覇空港にたどり着くと,強い日差しにくらくらきた.というのは嘘で,北風が強く,寒い.時より強く雨が降る.しかし,飛行機が降りて,連絡通路を歩いていると,石川にはなかった暖かさを感じた.
飛行機では隣に座っていたおじさんと少し話をする.おじさんたちは朝からオリオンビールを飲んで,楽しそうだった.
ライトは,安定した飛行になっても,揺れることが多く,窓からの視界もほとんど真っ白で,上方に薄く青い色が見える程度だった.いつの間にかうとうとしていると,景色は一変して,青空が広がり,雲がずっと下に見えた.雲はまるで雪山のように細かな起伏をもち,遠方の雲はやや黒く,本当の山の頂のようだった.
バスに乗り,会場へ.ご飯を食べる時間はあったが,ちょうど着いた後に雨が強く降ってきて,どこにも行けなくなってしまった.仕方ないので,夕食まで我慢することに.
まず初めは,基調講演からはじまる.自己紹介と,研究の内容を紹介される.どうやら,同時実行制御のお話らしい.そのほか,データベースの移動の話など.こちらの内容はかろうじてわかった.また,2PCのお話は懐かしかった.
つづいて,マイク係を仰せつかった発表セッションに.まずは,ミニサーベイ.ラベリング手法に様々な形があることを知る.また,非常に研究がホットな分野らしく,2005年に発表された手法などまで紹介されていた.
その後は一般セッションに.初めはマテリアライズドビューを使ったPath表の構築について.PostgreSQLを使っているので,MVは使えず,トリガで実装しているらしい.でもOracleのMVを定義することは少し難しいような気がする.Path表は再帰的な検索で構築しなければならないため,SQL一文で記述するのは難しい.ストーアドプロシージャで記述しても,複数行の値を返すような結果は記述できないのではないか.
そのほかの発表はもうひとつよくわからなかった.