the final day in the rain

yuuntim2006-04-05

ゆっくり起きて,荷物を駅に預けた後,もういちどこんぴらさんへ.途中,おみやげものやさんのおばさんにつかまる.杖を貸してくれるらしいのだが,別にいらなかったので,返してしまう.でも,なんだか悪いような気がしたので,お店に寄ったら,しっかりおみやげを買わされてしまった.私はおばさんやおばあさんには非常に弱い.
もういちどおみくじをひいてみたら,「大吉」だった.よかった.しかし,これで,おみくじは3回も引いてしまったことになる.ここのおみくじは中に,小さな犬のお守りが入っているため,持って帰ることになるのだが,3個も持って帰ることになった.
帰りにもさぬきうどんをたべ,駅にもどり,琴平町を後にする.ほんとうは午後2時より.お練りというパレードがあり,6日から行われる歌舞伎の役者さんが顔見せをするらしい.見ようかとも思ったが,人がたくさん集まってきたので,人混みが苦手な私は避けることに.
JRで八十場駅へ移動し,四国霊場第七十九番札所である天皇寺へ.このころ,雨は上がっていた.お寺はとても小さかったが,崇徳上皇がまつられている立派な神社と同じ敷地内にあり,神仏習合が進んでいたことを知る.こんぴらさんにも奥社の途中にも,崇徳上皇を祭った神社がある.
駅に戻るとタッチの差で,電車を逃し,40分ほど待つことに.ただ,その電車に乗っていたお遍路さんのおばさんが道に迷われているようだったので,教えてあげることに.次の電車に間に合うように帰ってこられて,次の国分寺まで一緒に行くことにした.私よりももう少し上の年齢の息子さんを亡くされたらしく,続いてご主人を亡くされたらしい.とはいえ,一人で電車を乗り継いで霊場を回るというのはすごい.初めは歩かれていたというから,驚く.
次の国分寺は比較的大きなお寺で,仏像がたくさんあり,にぎやかなお寺だった.周りは旧国分寺の跡になっており,僧坊の一部が復元されていた.つまり,旧国分寺はもっともっと大きかったということである.
おばさんと別れ,高松駅へ.また,うどんをたべ,コーヒーを飲みながらバスを待ち,夜のバスで大阪へ.この長距離の移動を寝ていって3000円というのはやっぱり安いと思った.