Amrita2 の紹介

発表はもんたメソッド.テンプレートエンジンというものを初めて知ったため,前半の思想的な部分のプレゼンテーションが全く理解できなかった.しかし,実例が出てきたあたりから面白さがわかってきた.構造化された文書,ようするにXMLなのだが,これの構造だけを記述し,データを埋め込みたい部分にid属性を設定しておく.あとは,データをRubyのハッシュに格納し,このテンプレートとidと結びつけることで,文章を作ってしまうというもの.表組みをつくるときに見通しのよいXMLが記述できそうだ.
ハッシュの中身を配列にすると,繰り返し適用される.その配列の中をハッシュにすることもできるため,これで,構造化された文書に対してうまく適合するデータを記述できる.
おもしろいと思うが,idで関連づけるのではなくて,XPathで要素を特定できるようにしてもらえたり,文字列に対してgsub!が実行できたりすると$1とか$2などの無粋な引数を使わなくてもいいような気が.そんなことをすると遅くなるのかな?