Discussion with beer

Seasar Conference 2006 Autumnに参加する.東京はその気になれば毎週のようにイベントに参加できるので,楽しい.
私はStrutsをよく知らないので,JSPのカスタムタグとかいわれてもピンとこない.たぶん,半分くらいしか理解できていないとは思うが,いろいろ興味深いものを見させてもらった.

  • ひがさんのSuper Agile Web Developmentは,RailsのScaffoldっぽいものを組み立てるだけでなく,どうなっているのかはさっぱりわからなかったが,コンパイルをやっているようには見えなかった(たぶん裏で自動的にEclipseプラグインが自動でコンパイルをしているのかも)のに,Javaのプログラムを修正しては動かしていた.ありえん.
  • TDDの説明で,わざと抜けているコードを書いて,Eclipseに全部提案をさせ,それでコードを組み立てていくというデモを見た.ここまできましたか.
  • Tuigwaaのワークフローとの連携はクール.簡単な限定的なコードが書ければ面白いことになると思う
  • 最後のパネルディスカッションのセッションは全員にビールを無料で配り,リラックスした感じで聞くことができた.こんなカンファレンスなら何度でも行きます.
  • 法政大学も明治大学のようなビルを作って校舎にしていた.最上階から見る新宿副都心は綺麗だった.
  • 法政大学のお隣は何かと話題の靖国神社.とりあえずお参りしてきた.神社そのものよりも,やたらと立派な大村益次郎の銅像が印象に残った.

Java侮りがたし,と思った.ただ,全体的に「開発サイドが便利になるよね」という点の見方が多く,ユーザーサイドという視点から話があったのはTuigwaaくらいだろうか.もちろんこれが,Lightweight Languageの集まりのようなプログラマの集会ならともかく,Javaという,ある意味で,趣味でなくお金儲けの道具としてのプログラミング言語で話をしている以上,もうすこしユーザーズサイドのアプリケーションの話がもっともっとあればもっと面白かったかもしれない.