I want to see an engineer’s mind

幕張メッセの東京モーターショーにいく。クルマからはかなり遠ざかっていたが、縁があり行くことになった。
各社とも大変力の入ったプレゼンテーションで、クルマを買いたくなった。
一番、印象に残ったのがメルセデスのプレゼンテーション。未来のクルマの技術をわかりやすく、的確に示していて、非常に好感を持った。それに対して、三菱やトヨタは少しイメージが先行していて、なんとなくかっこいいのだが、印象が薄かった。日産やマツダのプレゼンテーションをみる機会はなかった。
全体的に感じたのは、CSRに対する意識が各社とも非常に高かったことがある。とくに環境性能に対するアドバンテージを主張するメーカーが多かった。そのような主張は当然だと思うが、単純に環境性能がいいことを示すのではなく、一方でそれがドライバー自身の経済性やドライブそのものの楽しさの向上にもつなげるという相反する課題にも答えられなければ、クルマ自体への魅力が薄れてしまう。それを明確に解決できると主張していたのが、メルセデスだった。
また、メルセデスフェラーリランボルギーニなどの排他的な感覚を受けず、ただ高級なだけのクルマとは違うという気概を感じた。テクノロジーが好きな私には、メルセデスのクルマに乗りたい気持ちがいっそう大きくなった。