2007 Summary - Finance

まずは、今年の投資について。夏から開始し、すぐにサブプライム問題で株価が急落。一時は持ちかえすものの、第2波の下げなどもあり、結局今年は国内株(TOPIX連動型のETF)は13万6千円のマイナス、外国株は5万円のマイナスということで、20万円近くマイナスを被ってしまった。
とくに、国内は予想以上の下げで、回復も遅い。とはいえ、将来的には株価は上がると考えているので、来年も積極的に投資していきたい。4月からは個別株も購入できるので、個別株分散というのにもできればチャレンジしたい。
一方、外国株は思ったよりも回復が早い。すでにS&P500インデックスはサブプライム以前の水準をほぼ回復している。というわけで、金融株がメインの「高配当インデックス」に投資。さすがに回復が遅いが、日本株ほどではない。来年は、回復が見込まれる不動産インデックスを絡めていきたい。
逆に、新興国株については、来年も手を出せない。投資タイミングを逸してしまった。暴落でも起きれば、買うということで。

というわけで、私のスタンスとしては、

  • パニックを起こして割安になっているセクターをできる限りひろっていき、短期的なマイナスはどんどんうけいれ、長期的な反騰にかける

ということなので、来年は以下のような方針でいく。

  1. TOPIXは割安だと思うので、とりあえず毎月購入する。
  2. 一方で、TOPIXがあがってきた場合は、個別株を購入していく。評価が高すぎる株は購入しないが、業績が良く(営業キャッシュフローの推移で判断)、規模の小さな株を購入する。ただし、ITには投資しない(自分の仕事のヘッジにはならないから)。
  3. 外国株は、サブプライムでやられている業種のETF投資と、為替が有利な段階でドルを大幅に購入してMMFに投入する。外国債券インデックスへの新規購入は行わない。
  4. 新興国投資は行わない。ただし、全世界的な不況になった場合は購入する。
  5. サブプライム問題で株式がさらに急落した場合は、S&P500やMSCI・EAFEインデックス(米株以外の先進国投資)、MSCI・コクサイ・インデックス(日本株以外の先進国投資)など分散度が高い銘柄を購入する