世界遺産劇場

パソコンの設定で実家に帰らなければならないので、なにか面白いイベントはないか探していたところ、高野山世界遺産劇場というのがあり、気になっていた二人である秦基博さかいゆうがイベントをするというので行ってきました。
秦さんのライブは初めて。さかいさんは、8月6日の小谷美紗子さんとのライブにも行ったので2回目。8月6日のときよりも女性比率が高く、さらに今回のほうが年齢の幅も広いような気がします。場所がらかな。行きのバスでは男は私だけでした。嵐のコンサートじゃあるまいし。
さて、さかいさんからはじまりましたが、30分くらいで終わり。短すぎるような気がしたが、秦さんはなんといっても武道館でコンサートするような大物アーティストだから仕方ないのでしょう。だけど、サンプリングのテクはすごいことになっていて、すごすぎるために、なんかすごく簡単そうに見えます。童謡の「ふるさと」もよかったです。場所とばっちりあっています。How beautifulはちょっと時間が浅すぎる。もっと暗い時間帯のほうがよかったかな?短かったですが、かなり内容が詰まっていてMCがないくらい。
次に、秦さんのほうですが、とくにギター1本で歌ってくれたところがよかったです。CDなどの音源と違い声がダイレクトにきます。だから、とても歌唱力がないとできません。そして、高野山の夏の終わりのたそがれにぴったりです。とくに「アイ」がよかったかな。
今回も、顔が確認できないくらい後ろの席なのですが、別に私はヴィジュアル的にはどうでもいいので、歌が聴けるだけでOKです。なので、別にお金払わずに外で聞いていてもよかったかもしれません。
で、アンコールですが、2人でセッションしてくれました。これがよかった。さかいさんの「ウシミツビト」と秦さんの「鱗」だったのですが、もっとたくさんセッションしてほしかったです。ただ、個人的にはさかいさんの「Room」を秦さんに歌ってほしかった。「鱗」は盛り上がったので、つい歌ってしまいました。秦さんの曲は歌っていると気持ちいいです。いわゆるサビ部分の盛り上げが上手なので、カラオケとかでも歌いたくなります。とても難しいですが。さかいさんのほうはさらに難しくて歌えない・・・。
帰りに暇だったので、Twitterで反応をみていたのですが、秦さんのウシミツビトが好評でした。なんでも「キス」って連呼していたので萌えたとか。色っぽかったとか。なんかよくわからんのですが。そんなにストイックな歌が多かったかなー。そんなイメージなのか・・・。あと、秦さんはかっこいいとか。そっか、だから女性が多かったんですね。そういう存在だったとは知りませんでした。

ところで、8月6日の小谷さんとのセッションですが、こっちもすごかったです。小谷さんの「ストーリー」がすげえ。さかいさんの「ストーリー」を聞いていても思い出してしまいます。全体的に知っている曲が多く楽しめました。ただ、存在感が小谷さんは大きくて、さかいさんは引き立て役だったかな?でも、「自分」という曲のカバーはよかったです。MCが面白かったのも意外でした。小谷さんのメッセージ性が強く、かっこつけない曲(といったほうがいいかな)とさかいさんの穏やかで優しく、ちょっとロマンチックで感傷的なフローを考えると、とても合わないと思っていたのですが、わたしがどっちも好きで聞いているということは、どこか合うところがあるのでしょう。