盛岡市内観光

午前中はもりおか歴史文化館へ。学生だった頃は、ここに県立図書館があった。移転して、新しい博物館ができている。なかなか広い博物館で、かなり見るのに時間がかかる。ただ、清原氏を扱っていた特別展はもう少し頑張って欲しかった。私は少し中途半端に感じた。
知らなかったのだが、さんさ踊りは新しい行事で、最近大きくなったとのこと。さんさ踊り自体は県内のいたるところで見られ、微妙に形が違うらしい。確かに、「ミスさんさ」という呼称が、古くからあるものと感じがせず、なにか昭和を感じるとは思っていたのだが。また、チャグチャグ馬こは、先週にあったらしい。残念。見たかった。
そのあとは、もりおか啄木賢治青春館へ。こちらは古い銀行の建物を使って小さな博物館としている。啄木のほうが年上であり、すでに発表されていた啄木の作品に賢治は影響を受けたなど、二人の関係も少し書いているが、やや世代が違うため、それほど交流はなかったらしい。当時の新聞記事などがよめて面白い。賢治はほとんど生前は作品を発表することなく無名であったはずなのだが、死亡記事の新聞があり、それが意外と大きな記事だった。
また、盛岡の銀行の歴史なども少しあり、2つの銀行がいろいろ張り合って、建物を作ったなどというエピソードは面白い。もう少しそのあたりの展示も多いと面白かったかも。
その後、あさ開酒造によるが、見学などのコースをやっている感じがなかったので、十六羅漢の石像を見たあと、上ノ橋の珈琲屋さんで休憩。夕食は清次郎へ。駅前にできたとは。便利になった。