道北へ

次に起きた時には、北海道駒ヶ岳が見える辺りを走行していた。大沼なども見える。この日は海がガスにかかっていて、真っ白だった。ただ、駒ケ岳ははっきり見えていた。
居心地がよく、いつの間にか、札幌へ。寒いことを覚悟して厚めのシャツを持っていったのだが、結局旅行を通じて不要だった。というよりも、暑い。帽子を持って来なかったことに気づき、急遽、パタゴニアで帽子を買った。
沿岸バスで豊富方面へ。宗谷本線で北上することも考えたが、オロロンラインを通ってみたかったので、沿岸バスを使うことに。雄冬経由ではなく、留萌よりオロロンラインを北上するコースになる。天売と焼尻を両方見ることができた。利尻は初めは見えていたような気がするが、時間が立つにつれて頂上付近が見えなくなり、最後は中腹のみ見えるようになった。
この日は、「あしたの城」という民宿に宿泊。夕食はジンギスカンだった。タレ漬け込み型のジンギスカンではなく、普通のジンギスカンだった。夜、宿主さんと飲む。この宿は「シマアオジ」という鳥を目当てに来る人が多いらしい。確かに、そんな感じだったような。公共交通機関できたのは私だけのようだ。
同宿の人はほとんどがリタイア後のかなり年齢の上の人達ばかりで、夜が早い。夕食は10人くらいいたのに、その後飲んでいる人はほとんどいなかった。