霧雨

天気が悪い予報があったが、しばらくは悪くなかった。
まずはサロマ湖展望台へ。自力で上がる必要があるが、サロマ湖の全貌を見ることができる。
次に、能取岬へ。岬からは知床連山が綺麗に見える。木が少なく開放的な場所で、牛も放牧されており、天気が良ければ、とてもいい場所だ。

網走を通過し、知床へ。オシンコシンの滝に行く。水量が多く、間近までいける。カムイワッカの滝のように滝が横に広がっている。いわゆる真っ逆さまに大量の水が落ちるという感じではない。
ウトロを経由し、知床峠へ。羅臼岳は綺麗に見ることができた。しかし、知床峠を超え、羅臼の街に入ると、一面の霧。そしてものすごく寒い。温度差が大きいのだ。335号線を南下したが、寒く、少し雨っぽくなり、雨合羽を着ている人もいる。しかし、ウトロは快晴だったのに・・・。確かに宿の同宿のセローの人が雨で寒くて大変だったと言っていたが。
標津町オホーツク海側から離れ、開陽台へ。そうすると急に晴れだし、気温も回復した。開陽台は来たことがあるはずなのだが、覚えてない。アプローチの道は少し知っているようなきがするのだが。牛が米粒のように見える。山は少し雲が多く、知床連山は雲に覆われていた。
次に裏摩周展望台へ。摩周湖自体は綺麗に見ることができたのだが、山は少し霧がかかっていた。
神の子池にもよった。かなり前に冬に来たはずなのだが、あまり覚えていない。手前の川は普通の透明なきれいな水なのだが、池だけがなぜか青い。後で宿の人に聞いたのだが、とても深いらしい。でもそうは見えない。
この日は「風景画」という宿に。宿主さんとずっと話し込んでしまった。6月に知床五湖を案内していただいた方をご存知とか。あとは日本の農業についてのお話。詳しくは書かないが、やはりTPPはやったほうが良いような気がする。これでは一種の社会主義経済ではないか。市場原理が全く働いていない。