はじめての国際線

成田エクスプレスで移動。少し早くついたので、空港内の無印良品でスーツケース用の鍵を購入する。集合場所に移動したが、どこに集まるのかがわからず、しばらくさまよう。同じタグが付いた人に話しかけて、ようやく場所がわかる。添乗員さんいわく、自分でチェックインして、ブリッジに集まれとのこと。ユナイテッド航空のチェックインの方法がまるでわかならなかったが、どうやらパスポートをかざせばチェックインできるらしい。日本語で説明してもらってわかったのだが、アメリカだったらどうしようと不安になる。

添乗員さんの予言通り、チェックインが少し遅れる。乗り込むと日本人の若い女性が話しかけてきて、席を変わって欲しいといわれる。友だちと一緒のところがいいらしい。シート間の間隔があってすこし席はいいのだが、真ん中の席だという。断る理由が見つからなかったので、変わってあげたのだが、両方の端の席が外人さんになってしまう。トイレとか行く時になんといえばいいんだっけ?とか考えていると、CAさんがなにか話しかけてきた。「なんとかかんとかsomething to drink?」まあ、何か飲みたいものを言えということなのはわかるが、何があると聞きたいのだがそれが言えない。どう言うべきか考えていたところ、「Orange Juice?」といってきたので、まあそれでいいやと思った。

右隣の大きな白人の外人さんはBOSEのノイズリダクションヘッドフォンをかけて映画に集中している。左の人は一見、日本人のおばさんにみえるが、米国のパスポートを持って、入国カードを記入している。時間があるので、あらかじめ録画しておいた日本のテレビ番組をPSPで見始める。しばらくしていると、右のおばさんが、私が使っていなかった毛布を貸してほしいという。「アメリカの航空会社の機内は寒い」といっているようだ。少し話すことができ、行き先などを聞かれる。何とか答えることができた。こちらからは質問はできないけれども。

機内食は親子丼やサラダ、サンドイッチなど。チョコレートブラウニーが何度も出てきた。いかにもアメリカの航空会社らしく、量が多いが、ファーストフードのメニュー的な、コンビニ弁当よりややレベルが低めの内容。

少し寝て、ヒューストンのパパ・ブッシュ空港に到着する。やはり、冬なのに温かい。入国手続にかなり時間が掛かる。指紋と写真をとられる。ただ、英語で質問されることはなかった。次に、すぐ出発のための荷物チェック。ここではあの有名なホールドアップするX線はとられることなく、金属探知機を通るほうになった。空港内の「ゆりかもめ」のようなシャトルに乗り、リマ行きのブリッジに移動する。しかし、相変わらず搭乗が遅れ、リマにつくのは深夜になるという。リマ行きの飛行機には当然ながら日本語を話せるCAさんはいないので、緊張したが、通路側の席だったので、まあなんとかなった。PSPの電池がなくなってきたので、「踊る大捜査線THE FINAL」をみる。初めて見たが、こんな現実感のない話だったとは。まあ、娯楽を追求している以上、仕方ないのかもしれないけど。時間が更に余ったので、「ウォーリー」を見ていたら、いいところで着いてしまう。

荷物を受け取り、運悪くX線を通すことに。少し手間取ってしまう。空港近くのホテルに付いたのは24時を回っていた。wifiがあったので、skypeで少しチャットした後に就寝。日付変更線を超えたので長い一日になった。