ウイルス弱毒化

新聞で気になった記事をアップしていきたいと思う。いつまでつづくかわからんが。

ウイルス、欠かせぬ並走者 武村政春さん(朝日)

ウイルスの目線に立つと、宿主が死ぬことはいいことではありません。寄生する細胞を失い、自分自身も増殖できなくなるためです。なので長いスパンで見ると、ウイルスは次第に弱毒化し、宿主と共生関係を築くようになります

これはほんとうなのだろうか。本当だとするとオミクロン株か弱毒化しているのは自然な方向であるとは言えるのだが。
逆に、コロナウイルス自体は昔から存在しているから、それが突然強毒化したのはなぜだろう。

哺乳類の胎盤はウイルス由来と言われています。はるか昔、私たち哺乳類の祖先に感染したレトロウイルスの遺伝子が祖先の遺伝情報に組み込まれ、母体内で赤ん坊を育む胎盤という機能へつながったというわけです。人間の皮膚の保湿機能や神経伝達物質も、ウイルス由来と言われています。

胎盤がウイルス由来というのは聞いたことがある。つまり、遺伝子の交換というしくみを持っているということだと思う。
ただ、皮膚の保湿や神経伝達物質もウイルス由来とはどういうことか。
調べてみると、細胞の伝達物質がウイルス由来のタンパク質らしいということのようだ。
つまり、細胞への取り込み(侵入)について、ウイルスの仕組みを使っているとのこと。
なるほど。

融通無碍、もろ刃の剣 軌道修正次々、時に野党の主張丸のみ(朝日)

諸刃の剣でないことしかしないのなら、何もしないことと同じ。

「アベノマスク」は、年度内に廃棄することを、自ら記者会見で発表した。結果的に争点を潰してしまうしたたかさに、野党からは「やりづらい」との声が漏れる。

前政権の問題をかんたんに葬ることができるのは優れている。変なプライドがないので、わかりやすい。

「一度決めたことが変わってしまうと、『首相の決定事項』という重さがなくなる。今後、国民に負担を求めるような厳しい政策に取り組むとき、ぐらつき、何も決められなくなるだろう」

首相の決定事項よりも党との協議と決定を優先するという考え方も別に問題はないし、厳しい政策になるのであればなおさら。
首相は責任だけを取れば良い。