大阪城(3月)

コロナウイルスは収束するようでしない。どこまで気を使うべきなのかがわかりにくい。

大阪城

法事のついでに、大阪城へ行く。小さいときにいっているはずなのだが、ほぼ覚えていない。天守閣の博物館はとても充実している印象があり、豊臣時代と徳川時代大阪城の模型は、とてもよくできていた。

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大阪城

大阪歴史博物館

大阪城の外堀に隣接する歴史博物館。資料展示よりも、お金のかかる再現展示が多く、あまり興味のない人でも楽しく見られる工夫がされているように思った。

難波宮の官人たちの再現をみると、いかに漢風(唐風というべきか)の影響が大きいことがわかる。平安時代の装束と比較して欲しい。

窓から難波京の全景を覗くことができる。

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難波宮の全景

中央に白い大極殿の基壇が見えるが、この手前にある8角形の建物が見えるが、これが八角殿とよばれる建物を模したものである。これは、前期難波京だけにみられる形式で、それ以外の宮城には見られない形式らしい。法隆寺の夢殿のような建物であったのではないかといわれる。
手前が内裏なのだが、阪神高速が横切っている。

下の階に降りるとだんだん現代に近づく。
初めて知ったことは以下の通り

  • 堺は摂津、河内、和泉の三国の境にあった
  • 上町台地はほぼ上町筋にそっている
  • 昭和初期は大大阪といわれ、東京よりも人口が多かった
  • 喜連は伎人郷ともいわれ、渡来系の人が中心となった、環濠集落である。摂津と河内の境界でもある。(特別展)