2005-10-25から1日間の記事一覧

まとめ(Summing Up)

まとめると以下のとおり データが論理的に分散しているか、どうか?分散しているとあまりSQLによる高速化のメリットはない。(というか、下手にジョインを行うとオプティマイザがへんな実行計画を作って、かえって遅くなる場合もある)よって、データアクセ…

更新性(Modifiability)

この章はすばらしい。この章でLogic in SQLアプローチが不利な点をあげて、結論として速度よりも柔軟性を重視するドメインアプローチがすばらしい、などというのかなと思っていたのだが、ぜんぜんそんなことはない。 分かりやすさ(Understandability) Fowler…

パフォーマンスを考慮する(Looking at Performance)

パフォーマンスを考えるとなんとSQL in Logicが20倍も早いらしい。そりゃそうだ。最後のアプローチは1回しかSQLを発行していないし、クライアント上のメモリでいろいろ処理することもない。この値はネットワークの回線の早さや、1顧客あたりのオーダーの…

複雑なクエリ(Complex Queries)

SQLは複雑な問い合わせを書くことができる。ここでは「フィルタ」や「サマリ」のリッチさをあげているが、さらにいえば複数の表を結合(ジョイン)して検索ができることもかなり強力だ。XMLネイティブのデータベースやその他のデータベースではなかなか大変…

Domain Logic and SQL

Martin Fowler's Bliki in Japaneseの「ドメインロジックとSQL」(http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?DomainLogicAndSQL)より。 さすがはFowlerさん、しっかりした記事だ。OO支持者にありがちな行き過ぎたSQLバッシングにならず、むしろSQLの使いど…

Domain Logic and SQL

すいません。この日は長文です。DBやOOに興味のない人はさっさと違う日をみましょう。間違いなどがありましたら,コメントまでどうぞ.