カンファレンスチャンピオンシップ

どちらの試合もかなり差がついた試合になり,4Qに入る前に大勢は決していた.大きな試合になればなるほど,1Qの出来が重要になるのかもしれない.プロレベルになるとほんの小さな差が最終的な結果に繋がる.とは以前,棋士の羽生さんの本で読んだ.つまり,レベルが高ければ,差がついてしまうと,負けている方は選ぶことのできる手が少なくなってしまうため,わずかな差でも圧倒的に不利になるという.
NFLでも同じで,差がついてくると,ゆっくり攻められなくなるため,どうしても攻撃が単調になり,ハイリスクな攻撃に迫られる.そのため,一方的な展開になりやすい.
さらにいえば,1回負ければ終わりのポストシーズンではなおさらだろう.
また,アメリカではNFLよりもカレッジやハイスクールのフットボールの方が熱中する度合いが高いというのも,プロよりも大逆転が起きやすく,劇的な試合が多い,ということなのかもしれない.
これは日本の高校野球が人気のある理由の一つでもあるだろう.