バスで気仙沼市へ。そのあと、南三陸町を経由して仙台市に帰った。
気仙沼の被害状況に関しては少し知識があった。事前に三陸新報の巨震激流という本を読んでいたためである。
- 作者: 三陸新報社
- 出版社/メーカー: 三陸新報社
- 発売日: 2011/07/23
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
旅行に来て初めて津波の力を知った。また、高さのほんの僅かな違いで大きな差が出ていることもわかる。
神明崎の遊歩道の柵が特定の部分だけ壊れていた。全部が壊れているわけではない。どういう理由なのかはわからない。唐桑は更地のようになっていた。ここはこれからどうなるのだろう。
気仙沼の復興商店街を見たあと、その中の一つのお店で寿司を食べた。
気仙沼市を南下し、南三陸町へ。バスは中高生が乗ってくるが、なにもかわらない。ただ、バスから見える景色には大量のがれきと破壊されたことがわかる更地が連続する。
途中の大谷海岸でバスを降りてみた。駅があるが、ほぼ廃墟になっている。鉄の柱が曲がっている。津波は水だったはずなのに、なぜ鉄の柱が曲がるのだろう。何かがあたったのか?鉄の柱はもぎ取られたように上部がなくなっていた。
海岸に近い駅だったのに、海岸には真っ黒の土嚢が隙間なく積まれている。砂浜を見ることができない。
バスに乗って、歌津もほとんどが、志津川はもう、何もない。津波の圧倒的な力を知る。