午前中は、耳鼻科へ。耳の検査をした所、そこそこいいらしい。ただ、耳鳴りは残っているのですが。
午後から、別のお客さん。オープンソースパッケージの調査の依頼。でも、プロプライエタリなソフトをつくろうとしているから、ライセンスの問題が引っかかってくる。それなりの投資をするのだから、プロプライエタリにしたいのはわかるのだけれど。思い切ってそれを超えることは難しそうだ。
他のパッケージを見ていて気になったのがデータベースのACID特性はオーバースペックだからいらないというもの。どの程度のことを入っているのかわからないが、ACID特性を無視すると、金額が合わなくなるようなきがするのだけど。でも、こういうのは技術を知らない人にはよく見えるのかな。
仕事始め
仕事始め。まずは、去年からのお客さんのところへ。さっそくいろいろ問い合わせがあったけど、大したことなかった。
時間があったので、PowerShellでツールを作成する。パイプラインがメソッドチェーンみたいで面白い。でも、パイプラインが逐次処理で、通常のループより遅いって、ひどい。
まあ、そこまで大量の処理じゃないからいいけど。
基本、WindowsのスクリプトはもうPowerShellでいいかな。もっと勉強する価値あるかも。情報は少なめだけど。
移動
東京へ移動。Macbook proやっぱり重い。ipad airだけでよかったよ。洗濯などをとりこんで、アイロンかけて、お酒を飲んだら、1日が終わってしまった。
立木さん
立木山に縁起物を納めに行く。階段で行くのはちょっと怖かったので、瀬田から歩いた。
4日でも人が多く、1日はもっと人が多かったのだろう。ゆず湯のご接待が美味しかった。
日本銀行と政治
- 作者: 上川龍之進
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (11件) を見る
速水総裁から今の黒田総裁までの総裁の動きと政治の関係についてをまとめた本。日銀の動きをまとめて知るのにはちょうどよい。
さて、この本で延々と述べられているのは、日銀とインフレターゲット論者(主に政治家)との抗争である。日銀は自ら積極的にデフレを克服しようとするために、量的緩和によるベースマネーの増加や国債の引き受け、ETFの購入などによる積極政策を行うのは、避けようとしていた。それは、バブルを生み出したり、市場を歪める、税金で株式を買うのはおかしいのではないかという理由である。だが、いわゆるインフレターゲット論者はデフレを止めるためには非伝統的な政策を積極的に行う必要がある。と主張し、安倍政権に至っては総裁と副総裁をインフレターゲット論者を揃えて、「異次元緩和」の名の下、大規模で実験的な政策を打ち出していく。
これらは大胆で実験的な政策であると思う。デフレスパイラルは、他国よりも日本が先行している現象ということもあるだろう。安倍首相は「保守政治家」というわりに、一連の過激な政策は「保守主義」に基づかない政策だと思える。「保守主義」とは人間の理性に重きをおき、変革を進めていくことよりも、伝統や過去の先例に重きをおいて、漸次的な変革を進めることではなかったか。そんな過激な政策を「この道しかない」といって進めていくアベノミクスに思わぬ副作用がでて、取り返しのつかないことにならなければよいが、と思う。
社会実験といえば、社会主義や共産主義がそうであった。これらも言ってみれば国家がコントロールすれば経済はうまくいくという思想の一つである。それらは科学的であるとされて、客観性があるゆえに「この道しかない」とされていた。似ていると思うのは私だけだろうか。