あまりに痛快

町山さんのページ*1で指摘されている映画「パッション」の批判が最高におもしろい。(以下、適当に略しています)

『パッション』に登場するユダヤ人はキリストの眷属を除いてすべて醜い悪魔のような顔をしている。『パッション』でキリストをなじるユダヤ人はもうぐちゃぐちゃのメイクで、『指輪物語』のオークにしか見えない。これじゃ、バカや子供が見れば「ユダヤ人って人間じゃないんだね」と思ってしまう。

それに、他のユダヤ人は中東顔ないしラテン顔なのに、同じユダヤ人であるキリストの一族だけが白人顔なんだよね。

まるで古事記をハリウッドが日本ロケで映画化したら天皇だけトム・クルーズだったみたいな感じだよ。

なるほど。なるほど。よくわかるたとえだ。思わず笑ってしまった。

*1:アンテナ参照