中村うさぎさんのほん

ブランドの女王だのショッピングの女王などと呼ばれている作家さんの本。実はこの人は買い物依存症ともいえる状態で、借金をしてでもブランドを買い、それを整理もせずほったらかしにしているという、まぁなんともすばらしい人である。
個人的には衝動買いライターのスタパ斎藤さんと同じくらい尊敬している。私もストレスを衝動買いで発散するという気持ちはよくわかる。しかし、本当にそれをやってしまうと、学生生活が続けられなくなるので、かろうじて踏みとどまっているのだ。
それを多少の後ろめたさをかんじながらやって、それを私たちに惜しげもなく公開してくれるところなどは、まさしく(神)である。また、その行為を正当化せず、冷徹な自分が常にその衝動買いする自分を責め続けているところがまた、いい。
一方、うさぎさんの旦那さんはすごすぎる。旦那さんはすこしずつ小遣いをためて、うさぎさんにリングをプレゼントする。・・・ってなんでやねん!
このあと、うさぎさんは「ホストクラブ」にはまっていくのだが、旦那さんは平気なのか。
全く理解できない。というか、最近まったく理解できない男の人たちが多い気がする。なぜそんなにいい人なのか・・・。