H2

あだち充原作のコミックのドラマ化。舞台は「タッチ」みたいな高校野球のお話で、四角関係が展開するとことが、新しいところ。
まぁ、「みゆき」でも四角関係はあったけど、ちょっと目新しさがある。「タッチ」では本命の彼女だった幼なじみが、今度はライバルの彼女になり、一方、マネージャーは別にいて、その人と関係が近い。なかなか複雑な展開だが、そこはあだち充ワールドなので、ドロドロした関係ではなく、さわやかな懐かしい感じで、ほほえましい。
基本線は駄目チームが甲子園へというおきまりのお話なのだが、あだち先生らしく、主人公がめちゃくちゃ能力ありすぎて、あっさり甲子園にいってしまう。ライバル校もありえない戦術で戦ったりして、(日本人の好きそうな)野球の持っているチームワークという面は余り興味がないみたいだ。
まぁ、こういうドラマは個人的には大ありだし、むしろ増えて欲しいと願うが、私が見るにはあまりに年を取りすぎてしまったようだ。