企業の経済学

まずは価格のメカニズムについて.費用と生産量の関係を示す費用関数についての説明.生産量が0でも固定費が生じるため,一定の費用がかかる.しばらくは,1個あたりのコストは増加するが,徐々に増加分はなだらかになる.これを規模の経済とよぶ.ただし,さらに生産量を増やすと,ある点を境に急激に費用が増加する.これを規模の不経済と呼ぶ.
つぎに,限界分析について.費用は上記のような3次関数になり,これを微分して2次関数にして変化量をもとめた式を限界費用という.
これらはミクロ経済学の内容らしい.私は経済学の授業を受けてないのでようわからん.
次は,経験効果というお話.これは同一製品の累積生産量が増えるとコストが低下するというもの.逆に浸透効果というのもあり,消費者の累積使用量でも価格が高く付けられるというもの.例えば,プラ3で売っている見たこともない会社の製品は価格が安く,知っている会社の製品は価格が高いのをモデル化したもの.
また,新製品を安く売るのは,消費者に浸透するまでは安く売るというねらいがあるということも考えられる.
経済学や経営学はいわば,経営者や消費者の行動のある部分を抽出しモデル化する作業なのだろうと思った.