輪講資料

あいかわらず,難しい文に戸惑う.これってどう訳しますか?

All Schedulers use a simple test that guarantees serializability but may forbid some actions that could not by themselves lead to incosistency.

前から訳していくと,「すべてのスケジューラーはシンプルなテストを使う」となり,これ以降のthat節がsimple testにかかると考えられる(guaranteeのあとのsから).
で,that節以降をみていくと,「直列化可能性を保証する」となり.まぁそういうシンプルなテストらしい.で,問題はこのbut.わからない.関係代名詞の用法があるようだが,前の文が否定形になるようなので,違う.おそらく主語が省略されていると考えるしかない.
では,このbut以降の文章の主語はなんだろうか?直列可能か?シンプルなテストのことか?スケジューラーか?わからないが,なんとなくシンプルなテストとして考える.
butを除いて次を訳すと,「いくつかのアクションを禁止するかもしれない」あるいは「禁止してもよい」だが,ここはするかもしれないでないと意味が通らない.
で,つぎのthatは普通に考えれば,some actionなので,that以下は「いくつかのアクションはアクション自体で不整合を引き起こす事ができないような」くらいの意味だといえる.
つなげると,「アクション自体で不整合を引き起こすことができないようないくつかのアクションを禁止するかもしれない」となり,不整合にならないのも不整合にしてしまうらしいということがわかる.
というわけで,なんだかよくわからず,時間ばかりが過ぎていくのでした