こちらは、ヤンキー母校に帰るでモデルとなった先生の自伝。非常におもしろく一気に読み切ってしまった。
読みながら、なにか懐かしいものを感じた。私は彼のように*1、不良でもなかった。けんかに明け暮れたわけでもなく、家族に暴力をふるうわけでもなかったが、「大人を信じていなかった」という一点は共通しているように思った。人に頼ることで裏切られることを極度におそれていた気がする。大人が言っていることはすべてがおべっかであって、本当のことではないと思っていた。だから、私がもっと大きくて、人よりも力が強かったら、こうなったかもしれないと思う。
ただ、この先生は一度決めたことはとことんまでやってしまう人のようだ。そこは違うかもしれない。見習わなきゃ。
*1:先生は私より一つ上の学年