Yet another ”Hiraizumi”

平泉寺参道

研究室のベッドから起きあがるが、まだ完全に回復できない。朝の6時頃だったので、家に帰ってさらに寝る。
昼前に起きる。天気がいいので、予定通りツーリングに。今日は白山の麓を通って福井県勝山市へいくことにした。
手取り側沿いに国道を南下、天気がよく車が多い。白山スーパー林道方面へ行く。この林道は2輪車が通行できないというふざけた林道なのだが、途中まではいけるとのことだったので、途中の温泉へ向かう。
いくつものスノーシェードを抜けて、どんどん高度を上げていくが、途中でゲート封鎖。やむ終えず引き返し、途中の温泉に入る。
山を越え福井県へ。このあたりは恐竜がたくさん発掘されているところらしく、恐竜パークなるものもある。大きなダムを越えて、県境のトンネルへ。トンネルを越えると高低差をダイナミックに下って勝山市へ。
まず、越前大仏に。ものすごいお寺で、金が尋常でなくかかっていると思われる。大仏殿は特大の大仏さんが一人と、横に大仏が四人のだいぶつさん。そして壁には小さな大仏さんが無数に・・・。
圧倒される。

つぎに、近くの平泉寺白山神社へ。実はここ、明治時代の廃仏毀釈でお寺から神社になったというところ。従って、鳥居などがすこしとってつけたような感じになっている。
建物そのものは普通の町の神社とそれほど変わらないのだが、一面生えているコケが見事。一向一揆に寺を焼かれるまでは相当な隆盛を誇っていたらしいのだが、現在はとても静かで、東北の平泉のように「兵どもが夢の後」という感じを抱かせる。
途中で宮司さんと話をする。なにかちょっと世間離れしたようないい人っぽい感じでおもしろかった。