the Intermidiate Fortune

ずんぐりむっくりした灯台

昨日に引き続き、いい天気だったので今度は能登半島一周へ。
朝9時頃に出発し、鉄腕DASHのソーラーカーなみに海岸線をひたすら走った。
金沢市北部からでている能登有料道路を北に。途中の料金所で大渋滞。しかしバイクなのですり抜ける。料金所を越えるとすいていて問題ない。
左手には海岸線。サーフィンをやっている人を多く見かける。まるで九十九里浜道路のようだ。
途中の今浜でおりて、千里浜なぎさドライブウエイを走る。ドライブウエイとはいうものの、単なる砂浜。砂浜は堅く締まっているのでオンロードタイヤでも十分。楽しめた。
そのまま北に向かい、羽咋市の気多神社へ。ここは能登の一ノ宮なのだが、めちゃめちゃ豪勢な建物というわけではない。ただ、この神社が特徴的なのは「えんむすび」の神様だということだろう。まぁまだ「えんむすび」はできない立場なので、多少は気が引けたが、一応、願はかけておく。おみくじを引くと中吉で、学問は「怠けると危うし」とある。ううむ。絵馬はハート形の模様が印刷されていて、「一緒になれますように」などといろいろ書いてあった。俺もネタで書いて、写真を撮ろうかとも考えたが、こういうことをネタでやるとあとあとドエライことになる可能性もあるのでやめておく。
途中で、崖を眺めたり、灯台などを見る。途中の灯台では猫が足下に寄ってきて、足にまとわりついてきた。じっとしていると、しばらくしてどこかへ行ってしまった。よく足を見ると猫の毛だらけに。でも不思議に腹は立たなかった。毛も走っているうちに全部なくなっていた。
海岸線を走り、さらに北上すると今度は総持寺を見学することに。元々は曹洞宗の総本山だったが、明治の火災により神奈川県に移転し、こちらは祖院と名乗っている。
禅宗らしく、禅を行う部屋などもあり、興味深い。ちなみに、ここでおみくじを引くとまた中吉で学問の欄は「怠けると危うし」とでる。ううむ。
輪島へ向かう。輪島では地酒同行会用の酒を購入する。輪島から半島の突端へ。途中では塩田があったり、見事な棚田があったりする。
徐々に人家がなくなり、突然人家があるなぁと思うと、そこが狼煙という集落。ここに禄剛崎という岬がある。この岬が能登半島の突端に当たる。オートバイが集結している。まぁバイク乗りにとっては岬巡りは基本。もはやバスの時代ではない。(このネタがわかる人はおじさんかも)
この岬の灯台はすごく背が低い。なぜならこの岬自体がすでに高いからであろう。ずいぶんずんぐりむっくりだ。
イカを食べて、戻る。途中で恋路海岸というところを発見し、少し寄ってみる。この恋路海岸には悲恋物語があるらしいが、なにかあまりに観光地化されすぎではないか?ハート形のキャラクターが乗っかっていたポストはすごくおもしろかったけど。
あとはかなりとばして帰る。帰りの能登道路はかなり混んでいたが、バイクなので多少はずるをする。かほく市スーパー銭湯によって、帰宅。帰った時間はずいぶん遅かった。