きき酒会

まだ帰郷していない数人の研究室メンバーで飲み会。研究室にこたつがあるので、みんなで鍋を囲む。
まず、きき酒会。三増酒のワンカップ(白鶴「まる」)と、純米ワンカップ(福光屋「米だけからできたお酒」)、純米吟醸(「常きげん」)、本醸造(「千代の光」)をあてるというもの。酒の色が全然違うため、わからなくするために濃い色のおちょこを使って当てるというもの。
非常に当てやすいのは「常きげん」の純米吟醸。他の石川の酒と比べて比較的おとなしい酒だと感じるのだが、このメンバーでは浮き立つ個性を感じる。
三増酒は味が弱い。また、やや清涼飲料水に似た酸味を感じるが、基本的にのみにくいということはない。むしろ、おでんと一緒に食べていると、個性を主張する純米吟醸よりもおいしく感じた。
千代の光は、軽やかだが、しっかりとしたうまみを感じる。ただし、三増酒に一番近いのもこれかもしれない。
「米だけからできたお酒」は三増酒のような妙なきれがなく、おとなしい酒。一番評価が難しい酒でもある。もう少し個性が欲しいところ。