義経

なんか見る気ないとかいっていたくせに、見ることに。高視聴率らしいが、いまいちかなぁ。
別に滝沢くんが悪いわけでもないのだが、これといって盛り上がりにかける。
少し異色だったのは、平重盛が意外とかんしゃく持ちだったりと器量が狭く描かれているところ。「平家物語」では重盛が死ぬところから清盛を止められる人がいなくなって、平家の没落が始まるのだが、少なくともこの回ではむしろ、逆に清盛が節度のある人に描かれているような感じがした。
頼朝と政子のお話は面白い。北条時政のコミカルさなど、後の血なまぐさい話とどう結びつけていくのか楽しみだ。
さて、次回はついに奥州へと旅立つことになる。奥州藤原氏とのエピソードもみどころといえば見所だが、うーん。やっぱり「劇的ビフォーアフター」のほうがおもしろいかな。
このあとドラマでは石川県も安宅の関倶利伽羅峠が登場する(はず)。そういえば、壇ノ浦の下関から、屋島香川県、神戸、京都、木曽、伊豆、鎌倉、平泉など全国の多くの地域がご当地となるわけで、そういう意味でも視聴率に貢献しているのかもしれない。