みどり

博多からは「みどり」という特急電車で佐世保へ。しかし、隣に止まっていた長崎行きの白い「かもめ」がずいぶんかっこいい電車で羨ましかった。すべてが本皮シートで、新幹線のような車体はすごくかっこいい。そのかもめのさらに向こうに止まっていた「りれーつばめ」もかっこいい電車だった。
「みどり」は長崎行きの「かもめ」とハウステンボスへいく「ハウステンボス」号の3つの特急電車から構成されていて、電車がどんどん切り離されていく。また、この電車は車両の中央に入り口がついているという見たこともないもので、全体的に小さく感じる。
ただ車両はかなり混雑していた。隣に座ったのはいかにも学者さんらしい方。あとでわかったが、やはり同じ学会の出席者だった。
電車はのどかな田園風景が続く。日本海側ではほとんどみられない青空が続き、日差しがもう暖かい。眠くなってくる。
早岐(はいき)で進行方向が逆になり、数分で佐世保駅へ。とてもきれいな駅だった。
改札に学会の札を持った人がいて、バスに案内される。ここではじめて海を見た。