お通夜

雷鳥で京都に帰る。京都はずいぶん暖かい。しかし、風が冷たい。こちらの人はまだ寒いといっている。お通夜にいくため、祖父の家に行ったが、なにもやることがなく、ただ親戚の人としゃべっているだけ。夕食などをごちそうになることが、仕事らしい。祖父は100歳近くまで生き、とても丈夫だった。明治生まれだから、太平洋戦争の時はもう30を越えていた。年表を調べると、中国はまだ清の時代。大逆事件や朝鮮併合が行われた時期。すぐ後には第一次世界大戦が勃発している。まぁなんともすごい昔だ。
割と最近まで畑仕事をしていたらしい。ただここ最近はめっきり弱られたらしく、お正月に見たときはずいぶん弱られたという印象を受けていた。
お通夜はたくさんの人。地域の人がたくさん来られていた。葬儀屋さんがこんなに長いのははじめてだといっていた。