最後へ至る過程をつづるブログという存在

人はいつか死ぬ.だから,このブログもいつか終わるのだろう.そして,ガンのような徐々に死にゆく病気の場合は,その過程がブログにつづられることになる.
この記事も私が死んだ後,残っていくのかもしれない.まさに,新しいお墓,電子の網に存在する墓だ.私はその墓に刻みつける文字を毎日書いているのだろう.そして,ずいぶん未来には,存在しても,誰も参照されることのない消えてゆく文字になってゆく.

すでにweb上にはたくさんの墓碑がならんでいる.そのうち,webのコンテンツの数パーセントはすでに亡くなった人が書いたものになっている.