Massive

yuuntim2004-02-24

大学へ行き、「卒業証明書」をもらいにいく。しかし、まだもらえない。ってあたりまえだけど。大学院に説明すると、一筆書いておけばいいですよとのこと。入学手続きの説明書きにもよく読めば書いてあった・・・。
大学構内には立ち入りできず。ちょっとはいって先生に怒られる。まぁしかたないか。
で、帰る途中になべくんにあう。で、三国無双をやってもらいながら、三国志についていろいろ教えてあげる。花月にいきなにわ甘辛ラーメンなるものをたべる。白菜が入っていることからも想像できたが、神座ラーメンのサブセットのような味だった。
家に帰って、ロード・オブ・ザ・リングのDVDの特典ディスク(いわゆるAppendix)を見つづける。特撮の仕組みや映画そのものをどのように作っているかが公開されている。やはり、いきなり完成型を作るのではなく、モックアップというかプロトタイプを作りながら、アウトラインを決め、さらにどんどん撮影しながらも修正を加えていた。今日的なプログラミングの開発手法にもにていると感じた。
ソフトウエア的におもしろいのはやはり「マッシブ」というソフトウエアの存在だろう。このソフトは群衆シーンを作るもので、群衆らしくみせるソフトウエアである。特典ディスクでも述べられていたが、これにはエージェント指向とよばれる技術が使われている。
これは一種の自律的なオブジェクトによるシステムである。まぁわかりやすくいえば、ソフトウエア上に仮想的なロボットをたくさん構築し、シミュレーションをかけてみたというところか。
通常のオブジェクト指向プログラミングだと、メソッドを送らない限りは何も動作してくれないが、エージェントになると動作ルールを定義するだけであとは自律的に動作をしてくれる。有名なのはWebの検索エンジンなどに使われているロボット型のリンク収集システムだろう。googleなどで使用されている。
もともとのオブジェクト指向がセルすなわち細胞をシミュレートするためのものであったことからも(Simulaという言語)、この流れは当然であるといえる。
オブジェクト指向プログラミングにマルチスレッドを組み合わせればできそうな気がするが、もしかしたら新しい言語でも開発したのかもしれない。