お通夜

斎場で、控え室に通される。一年ぶりだが、なにか昨日のことのように思い出す。控え室は去年とは別側。しばらくすると、人がだんだん集まってくる。しかし、みんなお年を召されたものだ。足腰がかなり来ている人が多い。私が一番年下なのだから、普段の生活とはまるで逆。
お通夜は比較的短く終わる。叔母さんの写真がとても若くて驚く。話に聞くと、私の父親がまだ結婚する前の写真だという。そらわからんわ。
そのあと、みんなで飲む。ここでも私が一番年下でいろいろ気を遣ってしまう。自分の将来のことをいろいろ聞かれたり、何をしているのかとか聞かれるのだが、明確に答えることが難しい。どのようにしてわかりやすく説明したらいいのか、いろいろ悩んでいたが、最近の40台50台の人たちはみんなパソコンを扱うことができるみたいで、話が早く驚く。さすがだ。
この日も、亡くなった遺体と一緒に寝ることに。親戚の叔母さんの息子さんなのだが、父は末っ子でかなり年が離れているので、いとこといえどもかなり年に違いがある。しかしNTTつながりでいろんな愚痴などを酒を飲みながら話をする。いつでもサラリーマンはこんな愚にもつかない話が好きなものだ。