RIP(Routing Information Protocol)

  • RIPメッセージはUDPデータグラムで運ばれる。wellknown portは520番。(ネットワーク層のお話だと思うのに、UDPを使う?しかし、UDPコネクションレスだからいいのかも)
  • まず、初期化を行う。このときはまだルーティングテーブルがないので空で各I/Fにブロードキャストする。コマンドは1(要求)とする。受け取ったルータはルーティングテーブル全体を渡す。
  • 授業にあったように、30秒ごとに更新をする。3分間(つまり6回)のあいだ更新されていない経路を発見すると、その経路のメトリックは無限大に設定される。さらに、60秒たって、テーブルから削除される。
  • 最大のカウントは15。これを越えるような大きさのASには使用できない。
  • ripquery は「ポール」というコマンド5のパケットをルーターに送り、そのルーティングテーブル全体を取得するコマンドである。
  • ホップカウントの初期値は1
  • RIP V2にはサブネットマスクとネクストホップIPが送信される。ネクストホップは、同一のネットワークにあるホストであればそのまま送信し、異なるネットワークであれば送信元のネットワークI/Fのアドレスを設定する。0を設定すると送信元に設定される。
  • RIPがディスタンスベクタープロトコルと呼ばれるのは、ディスタンス(距離)のベクトル(方向量)が含まれているという意味。