朝早起き

余り寝ずに、大学を出発。年賀状を出した後、高速+能登有料道路でまずは最重要な輪島へ。途中、能登有料の羽咋市内以北で雪になる。能登有料は、羽咋市から穴水までが山岳部の走行になるため、平地での雨が徐々に雪になっていくのがよくわかる。
輪島でお昼前になったので、道の駅でご飯をたべる。私は一夜干し定食を食べたが、非常においしい。おかずの品数も豊富で大いに満足した。
輪島の酒蔵は以下の通り

  • 日吉酒造(「白駒」)
    • いきなり大吟醸を試飲させてくれた。うまーい。しかし、ここでこれに手を出してしまうと後が続かないので、ぐっとがまん。
  • 清水酒造(「能登誉」)
    • なんと、このあたりにある酒は試飲用なので、自由に飲んでくださいとかいわれる。お言葉に甘えてどんどん飲むが、どれもうますぎ。感激のあまり買い出しメンバーの一人は4合で5000円もする限定大吟醸を買ってしまう。気持ちはよーくわかるのだけど、さすがにそれは・・・。私は前からねらっていた「千枚田」と「純米吟醸」を買う。
    • 「金賞を取るために寝ずに頑張っているのですが、それでも取ることができない年もあるのです」とぽつりと酒蔵の人がおっしゃっていたのが印象的だった。
  • 中島酒造(「末廣」)
    • 個人的にかなりお気に入りの「百石酒屋のおやじの手造り」を作っているところ。他の酒もうますぎ。「大吟醸」は今回避ける予定なので、「おやじ」と「純米酒」を買う。うちの大学の地酒研が夏にやってきたのを覚えておられたみたいで、すかさず地酒研の名刺を渡した。
    • 「おやじ」は好きな人と嫌いな人がはっきり分かれるお酒。あとで他の酒と飲み比べてみたが、やっぱり全然レベルが違うくらいおいしかった。
    • 今年は全国の品評会で金賞をとられた「大吟醸」が誇らしげだったが、私はやっぱり「おやじ」が好き。
    • 少し大きめのおちょこが打っていたので購入。500円。
  • 白藤酒造(「奥能登の白菊」)
    • ほんのり甘い「純米吟醸」はかなり広範囲の人においしいといってもらえそうな味。どうしてもっと有名でないのか、不思議なくらい。「純米吟醸」を買う

以上で、輪島の酒造メーカーを制覇。本当はあと2つあったのだが、今年で作られるのをやめてしまわれたそうだ。日本酒の不況は危機的な状況にあるかもしれない。