病院

電車で病院へ行く。少し発作がでているので吸入と点滴を受ける。っていうか、献血のせいではないだろうか?と少し思う。最後の日となり、先生に次の病院の紹介状を書いていただく。次の病院はずいぶん有名な病院らしく、先生も知っているくらいだった。どんなところなのだろう。
この日は研修生の看護師さんがいた。笑顔のかわいい人だったので、すこしいろいろ聞いてみた*1。彼女はうちの大学ではなくて、看護学校を出た人らしい。ちょっと自慢がしたかったので、「首席で卒業することになりました。それで、卒業式で挨拶をしましたよ」というと、彼女も「私もです」といった。ふふ、ほんとにすごい偶然。こんな偶然がこれからもっとおきてくれないかな。
先生が聴診器を当てるときなどは、服をたくし上げるために軽く彼女に抱きかかえられる。少し心拍数が早くなった。このときだけは、先生にふだんより入念に聴診器を当ててもらいたかった。もっといろいろ話がしたかったけれど、仕事のじゃまをしてはいけないと思い、我慢する。
病院を出ると、暖かな春の日差しのなか、少し冷たい風が吹いていた。岩手らしい春だと思った。

*1:俺も人のこといえないなぁ。えへ。一緒に写真とってもらったらよかったと後悔。