変わる「プログラミング」の位置づけ

将来的には,プログラミングは詳細設計とかわらなくなる.という.

「プログラム言語を用いたコードの編集」に代わって「機能の見かけや動作条件を規定する設定ファイルの編集」

コードではなく,設定ファイルの編集で済むのではないかという.なぜかといえば,

業務システムはそれぞれ個性的なように見えるが、じつはデータモデルの局所的なパターンにしたがった決まりきった機能タイプの組み合わせでできている

からだという.
しかし,これは逆も言えるのではないか.つまり,決まり切った機能タイプの組み合わせからできるのであれば,コードの編集もそれほど多くのものを要求されるとは思えない.「設定ファイルの編集の煩雑さ>プログラム言語の編集の煩雑さ」でなければならないのだが,同じ機能を実現するのであれば(言い換えれば,同じ柔軟性や汎用性をもたせるのであれば),その差異は余り無いのではないだろうか?