宮古の日

朝の7時30分に起床。後輩の子に迎えに来てもらって早速出発する。天気はすごく良くて、雲が一つもないくらいだった。
宮古に着くとたらふくというラーメン屋さんへいく。醤油だしのシンプルなラーメン。毎日でも食べられそうだ。
生協の近くにある施設で第1回目のヒアリング。みんな緊張しているみたいだったけど、私もひさしぶりのヒアリングですごく緊張した。
はじめはみんなに任せてみたけど、あまり要領を得ないみたい感じだったので、私がいろいろサポートしてあげることにした。でも、いったんしゃべり出すと、いつのまにか独占してしまって、他の二人には悪いことしたかも。関係ないことまでつっこんでしまったかな?
セリの時間になったのであわてて魚市場へ。職員の人を紹介していただいて早速構内へ。思ったよりも広く、前は海。思わず声を上げてしまった。
お風呂よりも一回り大きいような容器に鮭が氷と一緒にたっぷりはいっていた。これに鮭がどれくらい入っているか予想して買うそうだ。たしかに上げ底とかしたら、次の入札では安く買いたたかれるだろうし、あまりズルをしてもメリットはなさそうだけれども。
しばらくして入札の結果が発表される。黒板に片っ端から値段と落とした業者さんの屋号が書かれていく。生産地市場の商品はそれほど多くないみたいで、黒板でも十分かもしれないなとは思ったが、あえてそれは口にしなかった。
入札結果の発表が終わると同時くらいに鐘が鳴りセリが始まる。各商品の周りに人が集まり、職員の人が声をかけ、次々と競り落とされていく。もう一人の職員の人は落とされた値段を復唱し、結果を手元の「はまちょう」に記録する。
この作業が本当に早い。これをPDAで入力するのは難しいかもしれない。
事務の人に現行のシステムについての説明を受ける。システムは3回くらいリプレイスしているみたいだけど、機能は同じらしい。たしかに十分かもしれない。今の業務なら。情報は漁業協同組合の方に流れ、そこから組合料を自動的に請求する仕組みになっている、というところは良くできていると感心した。あたりまえかもしれないけど。
久しぶりにヒアリングをしてとてもいい刺激を受けた。というより、人の仕事のやり方っていうのをヒアリングするのはそれだけでとても楽しい。次に仕事をするときは別に生産管理にこだわらなくてもいいかもとさえ思った。
帰りに「いかせんべい」を買い、よしずしによって帰宅した。
宮古の人はみんな親切でほんとうに楽しい時間を過ごすことができた。また個人的に行ってみたい。